江戸の人の食事といえば、手間をかけずにサクッと食べることができるファーストフード。日光江戸村にもそんな江戸人たちが食べていたご飯はあるのでしょうか・・・
そこで、今回は日光江戸村の『江戸せいろ』について紹介していきます!
なんと、そばつゆが醤油味じゃなかったんです(^^♪
日本そば藪ってどんなところ?
江戸の町には職人が溢れており、そば処は職人たちにとって社交の場でもありました。そんな江戸の蕎麦を提供しているのが『日本そば藪』です。
村内の中央付近に店舗を構えており、お昼時はお客さんで賑わっています。
日本そば藪のメニューと料金
日本そば藪のメニューは、以下の通りです。
- 江戸せいろ:800両
- せいろ:750両
- とろろせいろ:1,000両
- 江戸かき揚げせいろ:1,500両
- かけそば:750両
- とろろそば:1,000両
- 江戸かき揚げそば:1,500両
- 生湯葉刺身:800両
- 厚焼き玉子:500両
- こ~ら:200両
- 烏龍茶:200両
- みかんじゅ~す:550両
- りんごじゅ~す:550両
- 生麦酒:500両
アレルギーの一覧も記載されているので安心ですね。
『江戸せいろ』の感想
コチラが江戸時代の蕎麦です。注目していただきたいのは『つゆの色』です。醤油ベースの黒い色ではなく、赤茶っぽい色をしていますね。そうなんです・・・
この蕎麦つゆは味噌味なんです!
妻が注文したので味見に一口頂きましたが、何とも不思議な感覚・・・そばといえば醤油ベースのつゆしか頭にありませんからね(^^;)
当時は醤油を手に入れるのが難しく、味噌の方が手軽に扱える調味料だったようです。(町人の話によれば)
せいろは量も程よく、しっかり水でしめてありました(^^♪
私は、一番人気の江戸かき揚げせいろを注文しました。
大きなかき揚げの中には貝柱も入っており、ボリュームだけでなく味も満足の一品です。
息子たちはそばよりうどん派なので、かけうどんにしました。ちゃんと取り分け用の器も用意してくれます。
日本そば藪のダシは食品添加物を一切使用していません。そのためか、確かに良いダシが効いておりとても美味しかったです。なんと、6歳の長男は1人で全部食べてしまいました。子供って正直ですよね(^^;)
店内の雰囲気と設備のレビュー
続いて、店内の様子を紹介していきます!
店内の雰囲気と設備
店内には、テーブル席と小上りの2種類の席が用意されていました。総席数はザっと30席ほどです。
入口には流しっぱなしの・・・水桶?のようなものがあり、そこで手を洗うことができます。
店内は全体的に暗めの照明で、木をふんだんに使った造りとなっています。
トイレはありませんので、店の外を利用することになります。
混雑状況|注文から提供までの時間
11:20頃に行ったところ、すでに7組の先客が待っている状態でした。ファミレスなどでよくある名前を書いていくスタイルです。すぐ近くに日避け付きのイスがあったので、名前を書いてそちらで休憩することに。
店員さんはとても声の通る方(役者?)で、待ち客を大きな声で呼んでくれていました。皆さん店の前では待たず、あたりをウロウロと見学して楽しんでいるようでした。
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注文してから料理が届くまでは約10分くらい。提供が遅いと感じることはなかったので、ちょうどいい人数で回せるだけの席数になっているようです。
子連れに向いているか?
店内は通路が狭く、ベビーカーや車いすでは身動きがとりにくいです。また、入店時はわずかな段差があり、ベビーカーでは引っかかりそうでした。
ですが、店員さんも慣れており、サッとベビーカーの鼻先を持ち上げてくれたのでスムーズに入店することができました(^^♪
案内される席によって差がありますが、私たちは6人掛けテーブルに案内してもらい、すぐ近くに次男が昼寝しているベビーカーを置くことができました。
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クレジットカードは使えるのか?
クレジットカードは使えます!『カードは?』と聞いた時、申し訳なさそうに『大丈夫です』という店員さんに、コチラが申し訳なくなりそうでした(^^;)
というのも、日光江戸村では徹底的に現代のモノを隠しています。自動販売機、電動かき氷機、レジ・・・etc
当然ですが、クレジットカードなど大々的に案内は出来ないわけですね。ですが、使えます!
隣では天然氷のかき氷がテイクアウトできる
日本そば藪の店内は、隣のお店にもつながっています。そちらは外のかき氷のテイクアウト専用の休憩所となっていました。
1個700円もしますが、日光の天然氷を使ったかき氷はフワフワしていてくちどけも滑らか。ぜひご賞味ください!
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まとめ
以上、日光江戸村のそば|味噌味で頂く本格的な江戸もり蕎麦についての紹介でした!
日光江戸村には何ヵ所か食事処がありますが、HPで一番最初に紹介されているのが『日本そば藪』です。テイクアウトのお店で食べるもの楽しみ方の1つではあります。ですが、時間にゆとりがあるなら、江戸人の気分に浸って昔ながらの蕎麦を堪能するのも風情があるものです(^^♪