今回は、ムーミンバレーパークの楽しみ方を紹介していきます!
この記事では、ムーミンバレーパークの全てをまとめました。地元民だからこそ知っている開発の経緯から、駐車場、アトラクション、メッツァヴィレッジなどの情報を盛り込んでいます。
また、滞在時間や所要時間から、年齢・目的別のプランも考えてありますので、ムーミンバレーパークを楽しみ尽くす際の参考にしてください(^^)/
埼玉県の飯能市にメッツァがオープン
まずは簡単に、ムーミンバレーパークについて説明します!
ムーミンバレーパークは、埼玉県飯能市の宮沢湖にできたテーマパークです。このエリア全体の事を『メッツァ』といいます。メッツァとはフィンランド語で『森』という意味です。
メッツァ
- メッツァヴィレッジ
- ムーミンバレーパーク
メッツァヴィレッジとは?
メッツァにある2つのエリアのうち、1つがムーミンバレーパークというわけです。メッツァヴィレッジは物販、飲食、宿泊、体験などの商業施設があり、無料エリアとなります。
メッツァヴィレッジ
- 入場無料、いつでも遊びに行ける自然あふれる公園機能
- 北欧の雰囲気を感じられるデザイン
- 地元の野菜・工芸品、北欧の雑貨のショッピングを楽しめるマーケット
- 北欧の『食』を堪能できるレストラン
- アート、モノづくりを体験できるワークショップ
- 宮沢湖を散策できるカヌー
- 季節を大切にしたイベント
ムーミンバレーパークとは?
ムーミンバレーパークは、アトラクションやエンターテイメントなどのテーマパークがある有料エリアとなります。
アート色の強いテーマパークなので、ジェットコースターや観覧車などはありません。自然、ムーミン、アートを融合させたようなモノが多いです。
ムーミンバレーパーク
- ムーミン一家と仲間たちとの出会い
- ムーミン屋敷、物語を体験できるアトラクション
- ムーミンたちの夜の不思議な森のパーティーをイメージしたレストラン
- 世界最大級の品ぞろえのメインショップ
- 宮沢湖を横断するジップライン
メッツァの開発経緯
さかのぼること2013年、フィンテックグローバルによって『(株)ムーミン物語』という会社が設立されました。現在、この会社がムーミンバレーパークのテーマパーク事業を担当しています。
キッカケは、ムーミンの本国フィンランドの投資会社から、フィンテックグローバルへの依頼でした。しかし、提携先を探しても見つからず、それだったらということでフィンテックグローバルが請け負うことになったのです。
その後、建設場所が東京の立川市に決まりそうになったのですが、どうもムーミンのイメージとは合わない・・・
そんな宙ぶらりんなところに手を挙げたのが、埼玉県の飯能市でした。飯能市にはあけぼの子供の森公園という場所があります。その公園は1997年に作られ、北欧の世界観をイメージしています。
ムーミンの建物があり、今ではムーミン公園として外国人観光客なども来るようになりました。飯能市の力の入れ具合は強く、2017年にはトーベヤンソンあけぼの子供の森公園に名称を変更しています。
あけぼの公園のレポートはコチラ▼
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このようにムーミンに力を入れている飯能市だからこそ、誘致に成功したといえるでしょう。当時、飯能市の職員がムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソン氏に手紙を送ったことがキッカケともいわれています。
場所は飯能市の宮沢湖エリア、当時は西武鉄道が所有していた土地でした。もともとテーマパークっぽいのがあったのですが、集客としてはイマイチ。2015年、西武鉄道からフィンテックグローバルへ土地の売買が決定しました。
このような形で、フィンテックグローバル・飯能市・西武鉄道の利害関係が上手くマッチして『メッツァ事業』は軌道に乗り始めたのです。
しかし、2017年オープンを目指していたメッツァは延期を発表。広大なインフラ整備には時間を要したようでした。東京ドーム4個分ですからね(^^;)
しかし、ついにオープンの正式発表が・・・!
2018年11月9日、メッツァヴィレッジオープン!
2019年3月16日、ムーミンバレーパークオープン!
長い道のりでしたが、ようやく開園することができました(^^♪
ムーミンバレーパークへのアクセス
アクセスは車でも電車でもOKです。駐車場は完備されていますし、最寄駅からはシャトルバスも出ています。ただ、駐車場はチョット利用しにくかったり、駅によってシャトルバスの本数が違ったりするので注意してください。
アクセスの紹介はコチラ▼
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駐車場は事前予約と当日時間貸しがある
駐車場の利用方法は、事前予約と当日時間貸しの2通りあります。
事前予約はけっこう料金が高いのですが、時間を気にせず1日駐車することができます。時間貸しが利用できるのは『駐車場に空きがある場合』のみとなります。
私の感覚にはなりますが、今のところは時間貸しでも問題なく駐車できそうです。全ての駐車場が満車になっているところは見たことがありません。ただ、料金の都合、結局は事前予約にしたほうがいいかなぁ・・・といった感じです(^^;)
駐車場の詳細についてはコチラ▼
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おすすめのランチ・カフェを紹介
ムーミンバレーパークには、ムーミン物語を題材にしたグルメがたくさん用意されています。また、手軽に楽しめるように、テイクアウトの売店も複数あります。
お隣のメッツァヴィレッジでは、北欧風の料理を楽しむことができます。おすすめのお店を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください(^^♪
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各施設やアトラクションの所要時間
ムーミンバレーパークはのアトラクションは、事前にチケットを購入するシステムです。開始時間が決まっているので、アトラクションの利用に並ぶ必要はありません。メインアトラクションの所要時間は、以下の通りです。
- 1,000円:ムーミン屋敷ガイドツアー(30分)
- 700円:リトルミイのプレイスポット(15分)
- 1,500円:飛行おにのジップライン
- 1,000円:海のオーケストラ号(15分)
時間を指定されたチケットを購入するので、大幅にずれる心配はないでしょう。
アトラクションの紹介はコチラ▼
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時間を読みにくいのがレストランです。混雑時は整理券の配布を行っていますが、他のアトラクションの時間とかぶって呼び出されたりすると困ってしまいますよね。
混雑回避法は後述しますが、レストランは混雑する前の早い時間帯に利用するのがベストです。
滞在時間・年齢・目的別のプラン
それでは、滞在時間・年齢・目的別のプランを紹介していきます!
カップルがデートで利用する場合
カップルがデートに利用するなら、アトラクションの事前予約ができる15時以降の入園が便利です。その時間帯になれば園内は空いてきますし、ストレスなくムーミンを満喫することができるでしょう。夜のイルミネーションも楽しめるはず!
おすすめプラン
- 15:00 ジップライン
- 16:00 ムーミン屋敷
- 17:00 海のオーケストラ号
- 17:30 リトルミイ
- 18:00 ムーミン谷の食堂でディナー
友達同士で行く場合
友達同士で行く場合、パワフルに遊びたいですよね。それなら、開園前から並んで各アトラクションのチケットをおさえてしまうのがベストです!
15時より前のアトラクションは、当日入園後に購入できます。
お子さんもいませんし、一番機動力があるはず(^^♪
おすすめプラン
- 開園前:一番乗りで入園する
- 午前:各アトラクション
- ランチ:レストラン又はテイクアウト
- 午後:ショッピングとアート見学
子連れの家族で遊ぶ場合
小さなお子さんがいると、時間を固定して楽しむのが難しいものです。そのため、お子さんの機嫌や体調に合わせて見て回るのがベスト!
おすすめプラン
- 09:00 ヘムレンさんのアスレチック
- 10:30 ムーミン谷の食堂で早めのランチ
- 11:10 お土産やグッズを買ってあげる
- 12:00 空いているアトラクションがあれば予約
- お昼寝⇒帰宅
ムーミンの世界に浸る場合
ムーミンのコアなファンの場合、焦ってアトラクションを利用する必要もありません。何回も訪れるでしょうし、すでにムーミンの知識が豊富だからです(^^;)
チョットした細工、トーベの想いに身を寄せて、北欧らしくのんびり過ごすのも良いです。
『ツルの葉にニョロニョロがいるね』
『ニブリングがあんなところから見てるよ』
『これが飛行おにのマントと帽子か』
こんなコアな楽しみ方もできます(^^♪
お土産ショップを楽しむ場合
ムーミンバレーパークにはお土産ショップがたくさんあるので、じっくり見て回れば半日は過ごすことができます。中でもコケムスの1階にあるショップは世界最大級の品ぞろえです!
他にも各アトラクションの前に売店があるので、そこでしか手に入らないお土産探しも楽しそうですね(^^♪
メッツァヴィレッジも楽しむ場合
隣にあるメッツァヴィレッジも楽しむなら、ムーミンバレーパークは午後に行きましょう。メッツァヴィレッジの大自然を満喫するなら、午前中の澄んだ空気の中がベスト!
おすすめプラン
- 10:00 メッツァヴィレッジでコーヒーやショッピング
- 11:00 イベント・体験ブースに参加
- 12:00 ランチ
- 13:00 ムーミンバレーパークへ
メッツァヴィレッジの店舗はコチラ▼
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宮沢湖温泉も楽しむ場合
メッツァの隣には宮沢湖温泉があるので、そちらを楽しむのも一つの方法です。また、温泉の利用条件によっては駐車場の料金が8時間も無料になるので、かなりお得です!
おすすめプラン
- 13:00 宮沢湖温泉に駐車
- 13:30 ムーミンバレーパークへ
- 18:00 宮沢湖温泉で食事+岩盤浴
- 21:00 帰宅
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周辺観光も楽しむ場合
せっかく飯能市に来たのであれば、ぜひ周辺の観光も楽しんでいってもらいたいところ。近くにはサイボクハム、温泉、コストコ、アウトレットなど、楽しいレジャーやグルメがたくさんあります!
おすすめプラン
- 午前:ムーミンバレーパーク
- 午後:周辺観光へ
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混雑を回避して快適に楽しむ方法
オープン日のムーミンバレーパークはすごく混雑して、入園に1時間以上かかってしまいました。今はそこまでの混雑はないでしょうが、それでも祝日や連休は混雑の可能性もあります。
オーソドックスではありますが、混雑を回避する方法を紹介しておきます。
- 事前にチケットを購入しておく
- 平日を狙って行く
- 土日祝日なら早い時間帯を狙って行く
- アフタヌーンプランを利用する
- 食事は早めに済ませる
- 駐車場の予約状況を確認する
- チケットの販売状況を確認する
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ムーミンバレーパークにはオフィシャルホテルやパートナーホテルがあって、得られる特典にも差があります。ホテルをお探しの方は、以下の記事を参考にしてください(^^♪
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まとめ
以上、ムーミンバレーパークの楽しみ方|滞在時間・年齢・目的別のプランについての紹介でした!
ムーミンは北欧で誕生したキャラクターです。そのため、メッツァ全体も北欧をイメージしており、自然が溢れるエリアとなっています。私個人の意見ですが『何もせずのんびり』という心構えで行くのが良い気がします(^^;)
コーヒー片手にゆっくり散策しながら、気になったショップやグルメを堪能する。そんな楽しみ方もアリですね(^^♪