海の動物たちがたくさんいる鴨川シーワールド。ぜひとも、小さなお子さんを連れていきたい水族館です。ただ、ベビーカーで行っても大丈夫なのか心配ですよね・・・
そこで、今回は鴨川シーワールドのベビーカーと授乳室、車椅子などのバリアフリーについて解説していきます!
私は年パスを持っており、年に何回も鴨川シーワールドに行っています。子供が小さいこともあり、ベビーカーは必須アイテムです。また、義理の祖母を車椅子で連れて行ったこともあります。
実体験を織り交ぜながら、どこが大変だったかを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください(^^♪
鴨川シーワールドのバリアフリー事情
まずは、駐車場から入園口までのアクセスと、園内全体のバリアフリーの状況について説明します。
駐車場から入園口までのバリアフリー
コチラは、メインゲート前にある道路です。この道路の下には地下通路があり、鴨川シーワールド側に安全に渡ることが可能です。
鴨川シーワールドの駐車場は数ヵ所に点在しているため、道路の反対側に車を停めた時はこの地下道を利用することになります。
地下道はスロープになっており、車椅子やベビーカーでも問題ありません。ですが、勾配は急なので、体重のある大人が乗った車椅子移動は大変でした。小さな子供が乗るベビーカーくらいなら大丈夫でしょう。
一番近い駐車場は、シーワールドを向いて左側にあります。ベビーカーや車いすで行く場合、その駐車場に車を停めるのが一番ラクです。混雑日は開園前に満車になってしまうので、早めに行くようにしましょう。
園内のバリアフリー
コチラは、鴨川シーワールドのマップです。端から端まではけっこう距離があり、往復すると1km近くになります。車椅子やベビーカーだと、ちょっと躊躇してしまう距離ですね。
ですが、園内は全てバリアフリーとなっており、メインゲートを通過するとすぐにスロープがあります。左側にはベビーカーに乗った息子が写っていますが、問題なく進んでいくことが可能です。
コチラは、最初にある水族館エリアの『エコアクアローム』です。この周りにもスロープはありますし、館内も問題なく進んでいけます。
エコアクアロームの途中(クラゲライフあたり)から車椅子とベビーカーではすすめなくなるので、いったん外に出ます。案内の看板があるので、地図を参考にしましょう。
外に出ると、このようなスロープになっています。この先にあるマリンシアターへは、外からアクセスすることになります。雨の日はちょっと不便ですね。
車椅子ではこの通路を通ることになりますが、パパがいるベビーカー家族ならそのまま進んでしまってもいいかもしれません。ベビーカーを持ち上げて運ぶことにはなりますが(^^;)
さらに先にあるロッキーワールドやシャチパフォーマンス会場では、エレベーターを使用することになります。遠回りやエレベーター使用などありますが、大部分はスムーズに進むことが可能でした。
ベビーカーと車椅子のレンタルは1日300円
ベビーカーと車椅子は持参する方が多いと思いますが、園内の入り口で貸し出しもしています。それぞれ1日当たり300円となります。
赤ちゃんがいても安心|授乳室とオムツ替え台は全部で3ヵ所
引用:鴨川シーワールド
つづいて、授乳室とオムツ替え台についての紹介です。上記マップでは、赤い四角で印をつけました。入り口付近、園内中央、奥の、3カ所にバランスよく配置されています。
授乳室&オムツ替え台の場所
- 入り口付近
- フードコートマウリ付近
- ロッキーワールド付近
コチラは、ロッキーワールドのエレベーター前にある授乳室です。哺乳瓶のマークが目印となっており、その他の授乳設備の地図も掲示されています。
中にはオムツ替え台もあるので、男性も利用することが可能です。授乳で利用する方は、個室のカギを忘れずにかけるようにしましょう。
園内で離乳食の取り扱いは見かけなかった
私個人の調べで恐縮ですが、離乳食の販売は見かけませんでした。出店では定番の焼きそば、バイキングレストラン、フードコートではカレーなど選択肢は豊富ですが、やはり離乳食はなかったと思います。
鴨川シーワールドではお弁当などの持ち込みOKなので、子供の食べられるモノがなさそうなときは遠慮なく持ち込みましょう(^^♪
レストランの詳細はコチラ▼
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車いす用のトイレは全部で5ヵ所
引用:鴨川シーワールド
つづいて、車椅子用トイレについての紹介です。上記マップでは、黄色い四角で印をつけました。入り口付近から園内奥にかけて、バランスよく配置されています。
ただし、一番右のあるトイレはゲートの外なので注意しましょう。再入場が必要な時は、手にスタンプを押してもらってください。
車椅子とベビーカーでもショーを楽しめるのか?
コチラは、各パフォーマンスショーのベビーカー置き場に赤丸をつけたマップです。基本的には会場の両サイドにスペースが確保されています。
車椅子の方は専用スペースが確保されているので、問題なく楽しむことができるでしょう。ベビーカーの方は置き場所に困ることはありませんが、お子さんが集中して楽しめる年齢かがポイントになります。
ショーの時間は15~20分ほどですが、乳幼児さんにとっておとなしく待っているのはなかなか難しいモノです。混雑日は、場所取りの列もできますからね。
ショーの所要時間についてはコチラ▼
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シャチショーの車椅子スペースとベビーカー置き場
コチラはシャチショーの会場です。左上にウッドデッキのようなスペースがあり、私が義理の祖母を連れて行ったときはココが車いすでの観覧エリアでした。アクセスが少し不便で、ロッキーワールドのエレベータを使います。
混雑していても係員が優先的に案内してくれたのはありがたかったのですが、ちょっと気が引けてしまいますね(^^;)みなさん、場所取りのために待っている方が多いので・・・
ベビーカー置き場は会場の裏手にあります。サイドはシャチの水しぶきが飛ぶので、置かないようにしましょう。
イルカショーの車椅子スペースとベビーカー置き場
コチラはイルカショーの会場です。入り口が2ヵ所ありますが、メインゲート側からアクセスしましょう。反対側にはスロープがありません。入ってすぐの左右に、車いす用の観覧エリアが用意されています。
ベビーカー置き場はスロープの左側にあります。
アシカショーの車椅子スペースとベビーカー置き場
コチラはアシカショーの会場です。ベビーカー置き場は、会場の両サイドに用意されています。
また、ロッキーワールドのエレベーターで最上階に上がると、アシカショーの最上部に行くことができます。ベビーカー置き場はココにも用意されています。
車椅子スペースは会場の一番下、両サイドに確保されていました。
シロイルカショーの車椅子スペースとベビーカー置き場
白イルカショーは室内で行われます。ですが、ベビーカー置き場は会場の外にあるので注意してください。車椅子スペースは、会場下段の両サイドとなります。
『1歳・2歳児+ベビーカー』は大丈夫だが、車椅子は大変だった
我が家では息子をベビーカーに乗せて楽しんでいますが、特別に困ったことはありませんでした。バリアフリーはしっかりしており、大部分は問題なく進むことができます。ベビーカーなら、チョットくらいの階段は手で持ち上げられますしね。
大変だと感じたのは、義理の祖母を車いすで連れて行ったときです。
バリアフリーといえど、園内は起伏があるので坂道を押していかなければなりません。大人の男性でも、1日中車椅子を押して歩くのは体力を消耗します。
また、シャチパフォーマンスの会場に行くには、ロッキーワールドのエレベーターを利用する必要があります。
- ロッキーワールドのエレベーターで最上階へ
- アシカショーエリアから渡り通路へ
- シャチショーの車椅子専用スペースへ
コチラの中央の橋が渡り通路です。左側にはアシカパフォーマンスの会場、右側にはシャチパフォーマンスの会場があります。ご覧いただくと分りますが、混雑日はこの渡り通路にも観覧客が溢れかえります。
車椅子で移動するには園内マップを把握したほうがいいですし、この混雑を押し分けて進む必要もあります。
混雑状況の詳細はコチラ▼
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まとめ
以上、鴨川シーワールド|ベビーカーでも安心のバリアフリー設計だったについてでした!
鴨川シーワールドはバリアフリーなので、園内の大部分は車椅子・ベビーカーで移動することができます。ただし、以下の2点には注意してください。
- 地形に起伏があるので下りや上り坂がある
- シャチショーの会場に行くにはエレベーターを使う
『ショーを見る』『水族館を見る』『触れ合い体験をする』など、あらかじめ何を目的に行くかを決めておいた方が効率的に楽しむことができます(^^♪
目的別にプランを立てるならコチラ▼
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